Geminiアプリ、月間10億ユーザーに到達。Google製品で14番目の大台、6月に到達したChatGPTと2か月差で並ぶ
Geminiアプリの月間アクティブユーザーが10億を超えたと、GoogleのPichai CEOが8月11日にXで発表しました。10億の大台に乗ったGoogle製品はこれで14番目で、同社最速級の成長だとしています。
Briefing
- 先行するChatGPTは今年6月に月間10億ユーザーへ到達しています。およそ2か月差で、チャットAIの二強が同じ規模に並んだことになります。
- この数字はGeminiアプリ単体のものです。Google検索のAIモードは別勘定で、そちらも既に月間10億ユーザーを超えています。検索、Workspace、Androidと、既存製品への組み込みを積み重ねてきたことが、アプリ本体への流入も押し上げた格好です。
- 使われ方の数字も公開されました。Geminiユーザーの63%は音声で対話しており、画像生成は1日あたり1億5,000万枚。iPhoneでも1億人超のアクティブユーザーがいるとしています。
- 7月の四半期決算の時点では月間9億5,000万で、1日あたりの利用者はこの1年で3倍になっていました。そこから数週間で大台に乗せた発表は、新しいPixelを披露するMade by Googleイベントの直前という位置取りです。
from
このニュースとつながる話
ChatGPTとの時差は2か月
ChatGPTは6月に月間10億へ到達し、記録的な速さと報じられました。Geminiはアプリ単体でそこへ並び、検索AIモードの10億は別勘定です。合算ならGoogleのAI接点はさらに大きくなります。
決算から数週間で大台
7月の決算発表では月間9億5,000万人・1日あたり利用者は1年で3倍と報告されていました。そこからわずか数週間での10億到達発表です。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
チャットAIの「二強時代」が、数字の上で確定した日です。
持ち帰るべき判断軸は「配布力は性能に勝る」こと。
GeminiがChatGPTに追いついた最大の理由は、モデルの賢さ比べではなく、検索とAndroidとWorkspaceという既存の導線からユーザーを流し込めたことにあります。
これは自分のプロダクトを作る人への教訓でもあります。
AIアプリの勝負どころは、モデルをどう選ぶかより「どの既存の導線に載せるか」。
ゼロから集客するより、すでに人がいる場所に組み込むほうが速い。
もうひとつの見方は市場としての規模です。
10億人が使う場所が2つある、ということは、あなたの顧客もほぼ確実にそのどちらか、あるいは両方にいます。
AIアプリ向けのコンテンツやツール、そして今日の2本目で伝えた広告のような新しい枠も、この人口の上に乗ります。
63%が音声で使っているという数字も見逃せません。
文字より声。
この比率は、これから作るものの入力設計を変えます。