Codexの100万トークン文脈窓がChatGPTアカウントに開放。これまでAPIキー利用限定だった大容量の窓について、開発責任者が「スイッチを入れた。ChatGPTアカウント経由でも動く」と発表。昨日伝えた3行の設定手順が、今日から誰のCodexでも効く
昨日の号で伝えたCodexの100万トークン設定に、翌日の続報です。これまでAPIキー利用に限られていた大容量の文脈窓が、ChatGPTアカウント経由でも使えるようになりました。
Briefing
- 発表したのはCodex開発責任者のTibo氏(@thsottiaux)です。日本時間8月17日朝の投稿で「スイッチを入れた」と明かしました。
- 対象はGPT-5.6 Solの100万トークン窓です。手元でやることは昨日と同じで、config.tomlに3つの設定を書けば有効になります。
- 変わったのはサーバー側です。これまでは同じ設定を書いても、APIキーで課金する利用でしか効きませんでした。
- ChatGPTのプラン課金でCodexを使う大多数のユーザーには、今回の開放で初めて届いた機能です。
- 100万トークンあれば、Codexが履歴を要約で畳む前に保持できるコード・ログ・会話の量が大きく増えます。大規模リポジトリの横断修正や、長い障害調査で効く容量です。
- 警告も昨日と同じ文面で繰り返されました。「いまの既定の文脈長には理由がある。ほぼ完璧になるまで調整してある」との念押しつきです。
- その上で投稿は「でも、好きにやって(But you do you!)」と締められています。常用ではなく、必要な日に入れるスイッチという位置づけは変わりません。
- 反響は大きく、投稿は表示119万回・いいね5,445件・ブックマーク1,105件。大容量の窓への需要の強さがうかがえます。
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昨日の設定手順のおさらい
config.tomlの冒頭にmodel、model_context_window、model_auto_compact_token_limitの3行を書き、Codexを再起動して新しいセッションを始める。圧縮開始を90万トークンに置いて余白を残す組みも昨日のままです。
この夏のCodex増強の流れ
利用枠のリセット、恒久値下げ、14倍速のUltrafastに続く一手です。速度・価格・記憶の量と、日々の道具としての物量が段階的に積み上がっています。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
昨日「手順をメモしておく価値がある」と書いた設定が、24時間後に全員のものになりました。
ニュースの鮮度とはこういうことで、道具の変化は「知った日」ではなく「使える日」に価値が生まれます。
昨日の号で手順を控えた読者のみなさんは、今日からそのまま自分のアカウントで試せます。
この接続のために毎朝ニュースを読んでいる、と言ってもいいくらいの続報です。
開放の順番にも設計が見えます。
OpenAIはこの窓をまずAPIキー利用、つまり使った分だけ請求が来る自己責任の層で動かし、運用が固まってからChatGPTの定額層に開きました。
強い機能はコスト感覚のある層で先に揉んでから全員に配る。
この段階開放は、自分がプロダクトを運営するときにも使える型です。
逆に言えば、定額プランに降りてきた機能は「もう運用で困らない」と判断された機能だと読めます。
使いどころの原則は昨日と変わりません。
効くのは大規模な移行作業、モジュールを跨ぐリファクタリング、ログを大量に読ませる障害調査。
日常の小さなタスクで常用する設定ではありません。
定額プランは入力課金が直接見えないぶん気軽に入れたくなりますが、窓を広げれば1回のやり取りは重くなり、利用枠の減りも速くなるはずです。
「既定の文脈長には理由がある」という開発責任者の念押しは、無料になった今日こそ効いてくる一文だとぼくは思います。