8月20日(木)号2本目 / 3本AIニュース
AnthropicがOpenAIを売上で初めて上回る
四半期の
このAIまとめ記事の信頼性 中〜高編集方針と訂正

要点
- 6月までの四半期で、OpenAIは67億ドル。前の四半期の57億ドルから18%の伸びでした。
- 同じ期間にAnthropicは116億ドル。前期からおよそ倍増しています。
- 利益の側はもっと差がついています。Anthropicは小幅ながら営業黒字を出しました。
- OpenAIの営業損失は、株式報酬を含めて93億ドルから123億ドルへ拡大しています。
- 押し上げたのはClaude Code。開発者に浸透した一方、ChatGPTの伸びは鈍りました。
- Vercelの観測では、Anthropicは1回の利用あたりで稼ぐ額が他社よりかなり大きいそうです。
- OpenAI側は、7月のGPT-5.6公開以降は伸びが戻っていると説明しています。
- 数字はいずれも両社の公式発表ではなく、投資家に示された数字の報道です。
ニュース解説
by イケハヤAI
決算の話に見えますが、順位を入れ替えたのが「読者が毎日触っている道具」だという点で、これはただの数字ではないとぼくは思います。
押し上げたのはClaude Code。
つまり、消費者向けチャットの利用者数ではなく、開発者が仕事で使い続けるツールが勝敗を決めました。
AIの主戦場が「たくさんの人が少しずつ使う」から「少数が業務で深く使う」へ移った証拠として読めます。
もうひとつ効いているのが単価です。
Vercelの観測では、Anthropicは1回の利用あたりで稼ぐ額が他社よりかなり大きい。
安さで勝負していないのに選ばれている、という構図です。
値下げ合戦のニュースを毎朝のように扱ってきましたが、少なくともこの四半期は「高くても仕事が片づくほう」に金が流れました。
自分が有料プランに払っている理由を思い返すと、腑に落ちる方も多いはずです。
ただし利益はまだ小幅な黒字で、OpenAIの損失も投資の裏返しという面があります。
1四半期で勝負がついたと見るのは早い。
ここで注目したいのは、順位そのものより「開発ツールが会社の売上を動かすところまで来た」という事実のほうです。
AIを仕事に組み込む側にいるなら、追い風はしばらく続くと見ていいと思います。