ChatGPT広告が年換算売上10億ドルに 開始から200日足らず
ChatGPTの広告事業が、開始から200日足らずで年換算売上10億ドルに到達したと、OpenAIが公式ブログで発表しました。利用する広告主は数万規模に広がっています。
Briefing
- 広告は現在40か国以上で提供され、日本でも8月から無料版とGoプランの利用者に表示されています。広告主が管理画面から直接出稿できるセルフ配信は、同日からインド・欧州・中東・北アフリカへ拡大しました。
- 運用の道具立ても検索広告に近づいています。クリック課金と成果最適化の入札がキャンペーンの過半を占め、計測用のPixelやConversions APIも整備。EC広告主が28日間で広告費の3倍の売上を得た事例も紹介されました。
- OpenAIは「広告が回答に影響することはなく、広告主が会話の中身に触れることもない」と強調しています。広告はその会話の文脈に合わせて選ばれ、国と設定によっては、ふだんの利用の傾向も使われます。
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日本では8月に表示開始
ChatGPT広告は8月11日、英語圏に続く第2陣として日本・韓国などで開始されました。表示対象は無料版とGoプランの成人利用者で、Plus以上の有料プランには表示されません。
上場前の実績づくり
報道によると、OpenAIは大型上場の準備を進めており、約8,520億ドルの企業評価を裏づける収益の多角化として、契約・API利用料と並ぶ柱に広告事業を育てようとしています。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
検索連動型広告が四半世紀かけて築いた市場に、「会話連動型」が本格参入したことを示す数字です。
ChatGPTには毎週10億人以上が、買う前の相談を持ち込んでいます。
OpenAI自身がここを「意思決定が形になる場所」と呼ぶ通り、比較検討の場を押さえた広告は強い。
200日で10億ドルという立ち上がりの速さに、ぼくは検索の王座が動く予兆を見ています。
事業者の読者は、出稿面としての検討を始めてよい段階です。
クリック課金・成果計測・商品フィードと、運用型広告の道具はすでに一通り揃いました。
今回のセルフ配信拡大に日本は含まれていませんが、日本はすでに広告が表示される市場です。
順番から見て、国内の直接出稿が開く日も遠くないでしょう。
同時に、「AIの回答の隣に広告が並ぶ」光景は、これから当たり前になります。
回答そのものに広告は影響しないとOpenAIは繰り返しますが、発表の結びでは、より自然な形で企業と消費者をつなぐ方式の模索も予告されました。
回答と広告の境界線は、これから何度も議論になるはずです。