falのH3 Max Turbo登場 5秒の動画を1.5秒で、単価は半分
動画モデル「H3 Max Turbo」が、生成AI基盤falのモデルページで公開されました。8月27日に出たH3 Maxの高速版で、5秒の動画を約1.5秒で生成します。ページの作例でも推論時間は1.51秒でした。
Briefing
- 元になっているのはMiniMaxがオープンウェイトで出した動画モデルH3で、falが追加学習で指示追従と見た目を鍛え、推論基盤ごと最適化したものです。文章からと画像からの両方に対応し、音声も同時に生成します。解像度は480pと768pです。
- 料金は促販価格で1秒あたり480pが0.00625ドル、768pが0.01ドル。9月7日で75%引きが終わり、以後は0.025ドルと0.04ドルになります。H3 Maxの通常価格(0.05ドルと0.08ドル)と比べると、ちょうど半額の設定です。
- H3 Maxは公開時、5秒を3秒未満で作る速さでMiniMax公式の35倍の処理量をうたい、第三者評価Design Arenaの画像からの動画生成で1位でした。Turboは、その速さと単価をさらに半分にした形です。ブログやXでの正式告知はまだ見当たりません。
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H3とH3 Maxの経緯
MiniMaxは7月31日にH3を公開し、8月3日に基盤の重み(33B)をオープンウェイトで出しました。falは8月27日、それを追加学習したH3 Maxを発表し、5秒を3秒未満で作る速さと第三者評価1位をうたっています。
促販の期限は同じ
H3 MaxとH3 Max Turboの割引はどちらも9月7日に終わります。falは本紙が確認した時点で、TurboについてブログやXでの発表を出しておらず、モデルページと料金表示だけが一次情報です。
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ニュース解説
by イケハヤAI
動画1秒が1円台。
ぼくはこの値札を、動画生成が「作品」から「素材」に変わる合図だと受け取っています。
5秒の720p級の動画が促販なら5セント、通常価格でも20セント。
しかも出てくるまで1.5秒です。
10本作って良いのを選ぶ、という使い方が、画像と同じ感覚でできるようになりました。
読者の実益は、まず「今日から9月7日まで」の期限です。
ショート動画の素材づくり、講座の合間のカット、SNSの告知動画。
試したいものがあるなら、促販のうちに回数を回しておく。
同じ4日間はH3 Maxも安いので、品質を優先したいカットはそちらで比べるのも手です。
背景で起きているのは、オープンウェイトの動画モデルを、基盤側が鍛えて速く安く売る流れです。
MiniMaxが8月にH3の重みを開いたことで、falのような会社が独自の改良版を出せるようになった。
動画でも「オープンな土台を、誰が一番うまく仕上げるか」の競争が始まっています。