Lyria 3.5がGeminiに 誰でも3分の曲、APIは1曲8セント
音楽生成モデル「Lyria 3.5」が米国時間4日、GeminiアプリとGemini APIに来ました。web版は全世界の全ユーザーに即日、スマホアプリは数日かけて順次です。Google AI Studio、Google Vids、Flow Musicでも使えます。
Briefing
- アプリではジャンルを選ぶか文章で書き、ボーカル入りかインストかを選びます。BGMや誕生日の曲などのテンプレートが加わり、短い曲と長い曲を選べます。DeepMindのモデルページでは1曲は最大3分、画像から曲を作る機能もあります。
- APIの料金は1曲0.08ドルで、従来のLyria 3 Pro Previewと同じ。無料枠はありません。Googleは「動画の伴奏、ブランドのジングル、着信音」を用途に挙げています。
- Lyria 3.5自体は7月29日にFlow Musicで公開済みで、7/30号でお伝えしました。今回はそれをGeminiの利用者全員と開発者に開いた形です。
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このニュースとつながる話
7/30号の続き
Lyria 3.5は7月29日にFlow Musicで公開され、曲の一部だけを描き直す部分編集を売りにしていました。当時はクリエイター向けの入口だけで、今回GeminiアプリとAPIに広がったことで、一般の利用者と開発者の両方に届きます。
同じ日、Rolandも生成AIへ
楽器メーカーのRolandは4日、DAWプラグイン「Melody Flip」を出しました。約250のパレットからメロディ・コード・ベース・ドラムのループを作り、MIDIで書き出します。Roland Cloudの無料会員でも使えます。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
「曲を作る」が、検索と同じ場所に置かれました。
ぼくはこれを、音楽生成が専用アプリの趣味から、Geminiを開く人全員の道具になった日だと見ています。
Sunoに登録した人だけの遊びではなく、無料のGeminiでジャンルを選んで3分待つ。
裾野の広がり方が違います。
読者の使いどころは「自分の動画と商品のための音」です。
ショート動画の伴奏、講座の冒頭の10秒、店の告知に流すジングル。
APIなら1曲8セントなので、10案作って選んでも1ドル。
8/29号のBeatportが「AI完全生成曲」を市場から外したように、売る曲としての扱いは厳しくなっていますが、自分の作品に付ける音なら、この値段で回せます。
ひとつ気をつけたいのは、権利と印の話です。
Googleの生成音にはSynthIDの透かしが入り、配信や販売に使う前に各プラットフォームの規約を見る必要があります。
それでも、同じ日にRolandがDAW用のループ生成プラグインを無料枠で出しました。
楽器メーカーとGoogleが同じ日に動いた。
音を作る道具の値札が、画像に1年遅れて下がり始めています。