ChatGPTのカスタムGPT、個人プランで新規作成・公開が終了。無料からProまで全プランが対象で、公式ヘルプが予告なく書き換わった。既存のGPTは利用と編集が可能で、作成が残るのはBusiness・Enterprise・Eduのワークスペースのみ。観測筋は「既存GPTをSkillsに変換する準備の形跡」も指摘
ChatGPTで自分専用のAIを作れる「カスタムGPT」が、個人プランでは新しく作れなくなりました。無料・Go・Plus・Proのすべてが対象です。
Briefing
- 根拠は公式ヘルプの記載です。「新規GPTの作成と公開は、個人のChatGPTアカウントでは利用できない」と明記されました。
- ヘルプの更新は8月16日ごろ。発表やブログ記事はなく、文面が静かに書き換わった形です。
- 既存のGPTはそのまま使えます。プランと権限の条件を満たしていれば、編集も引き続き可能です。
- 新規の作成・公開が残るのは法人系のみ。Business・Enterprise・Eduのワークスペースで、管理側の設定が許す場合に限られます。
- 作成と編集はWeb版だけの機能です。モバイルアプリではGPTを使うことはできますが、作ることはできません。
- カスタムGPTは、指示文や知識ファイルを仕込んだ自分専用ChatGPTを配布できる看板機能でした。専用の売り場である「GPTストア」まで用意された機能の、事実上の幕引きです。
- 観測筋のbtibor氏は「既存GPTをSkillsに変換する仕組みを準備している形跡がある」と指摘しています。ただしこちらは公式の記載がなく、現時点では未確定です。
- 個人でGPTを配布している人への当面の影響は「新規追加ができない」の一点です。手元の指示文や知識ファイルの棚卸しは、早めにやっておくのが安全です。
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「Skillsへの変換」は観測段階
btibor氏の指摘は画面や内部挙動の観測にもとづくもので、公式ヘルプにも発表にも記載がありません。既存GPTの資産がSkillsへ引き継がれるかどうかは、続報を待つ必要があります。
既存ユーザーへの影響は限定的
公式ヘルプは「既存のGPTは引き続き利用でき、条件を満たせば編集も可能」としています。止まったのは新規の作成と公開だけで、いま使っているGPTがすぐ消えるわけではありません。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
この件でまず受け取るべき教訓は、「プラットフォームの機能の上に築いた資産は、ヘルプの書き換えひとつで前提が変わる」ということだと思います。
カスタムGPTは発表イベントで華々しく登場し、専用ストアまで作られた看板機能でした。
それが終わるときは、告知もブログもなく、ヘルプページが静かに書き換わるだけ。
プラットフォームの引き際とはそういうものだと知っておくと、次の道具選びの目が変わります。
方向として見ておきたいのは「Skills」です。
既存GPTの変換はまだ観測段階ですが、流れ自体は自然だとぼくは読んでいます。
GPTが「専用画面を持つ配布物」だったのに対し、Skillsは「エージェントに差し込める手順書」。
AIの主戦場が会話画面からエージェントへ移るなら、道具の形もそれに合わせて変わります。
今回の幕引きは、その世代交代の一場面として読むのが正確だと思います。
実務の手当てはシンプルです。
自作GPTを持っている人は、中身の指示文と知識ファイルを今日、手元に書き出しておく。
プロンプトや手順書という資産そのものは、どのプラットフォームでも通用します。
特定の機能に閉じ込めず、テキストとして自分の側に持っておく。
「作る場」が法人ワークスペースに限られた以上、個人の作り手は特定の画面に依存しない形で資産を持つのが、いちばん確実な守りです。