Claude Fable 5.1公開 最大45%安く、安全弁の誤検知も6割減
最上位モデル「Claude Fable 5.1」と「Claude Mythos 5.1」が公開されました。2つは同じモデルで、安全弁の強さだけが違います。Fable 5.1は今日から一般提供、Mythos 5.1はサイバー防御と生命科学の審査済み利用者に限られます。
Briefing
- 料金はキャッシュ読み取りが100万トークンあたり1ドルから0.25ドルに下がり、通常の使い方で約25%、道具を何度も呼ぶ長時間の自律作業では最大45%ほど安くなる見込みです。入力10ドル・出力50ドルの基本単価は据え置きです。
- 性能はコーディング、知識労働、長時間の問題解決で前世代を上回り、Claude Codeでは既定の努力度がHighになります。安全弁は精度を上げ、サイバー分野では良性の質問を止める誤検知が約6割減。脆弱性の発見にも使えるようになりました。攻撃コードの作成は引き続き不可です。
- 一方、評価機関Artificial Analysisは「努力度を最大にすると出力トークンが約1.7倍に増え、1タスクあたりの費用はFable 5より約20%高い」と指摘しています。企業向けには、データを自社クラウドに置く新仕組みEFSを秋から段階提供し、それまでは対象顧客にゼロデータ保持を適用します。
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このニュースとつながる話
8/27号の噂の答え合わせ
本紙8/27号は、Fable 5.1が一部アカウントで静かにテストされているという噂を伝えました。価格据え置き説は外れ、キャッシュ読み取りの値下げによる実質値下げという形での公開になりました。
透かしと検出API
EU AI法への対応として、5.1は文章に見えない透かしを埋め込む初のClaudeです。透かしの有無を調べる検出APIは、規制当局や報道機関、ファクトチェック団体などへの限定公開が始まりました。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
8/27号でお伝えした噂が、公式発表で決着しました。
ぼくが一番大きいと見るのは価格です。
Fable 5には「性能は首位でも高くて選ばれない」という実測が出ていました。
今回の値下げは基本単価ではなくキャッシュ読み取りの部分ですが、エージェントに長い作業を任せる使い方ほど効きます。
Anthropicが安くしたかったのは、「Claudeに任せる時間」そのものです。
読者の行動はもう変わっています。
Claude CodeもCoworkもClaude.aiも、今日から裏側が5.1です。
試すなら、まず努力度を落として使ってみてください。
LowやMediumでもFable 5並みの結果が出ると公式が言っており、費用はそちらのほうが確実に下がります。
最大努力度では「実は2割高い」という外部の指摘があることも、頭の片隅に置いておきましょう。
もうひとつ見逃せないのが、安全弁の緩和です。
良性の質問まで止める誤検知が6割減り、脆弱性の発見は許可されました。
「安全のために不便」から「安全で、しかも使える」へ舵を切ったということです。
今日のOpenAIの発表と並べると、両社が同じ問いに違う答えを出しているのが分かります。