Claudeが裏でPCを操作 CoworkとClaude Codeで自分の作業と並行
PC操作の機能が「バックグラウンド」で動くようになりました。対象はClaude CoworkとClaude Codeで、Anthropicが米国時間2日に発表しました。デスクトップの仕事を頼むと、Claudeが別の窓でクリックや入力、アプリの起動を進め、その間も自分は別の作業を続けられます。
Briefing
- 条件はmacOS 15以降と、ProまたはMaxプラン。TeamとEnterpriseは対象外で、位置づけは研究プレビューです。Claude CodeのCLI版はmacOSのみ、デスクトップアプリはWindowsにもありますが、裏で動くのはMacだけです。
- 裏で動く間はポインタとキーボードを奪わず、利用者が入力中なら待ちます。アプリごとに許可を求め、ブラウザは閲覧のみ、ターミナルやIDEはクリックのみ、投資や暗号資産のアプリは既定で遮断。画面上の文字による指示の混入も検査し、Escキーでいつでも止められます。
- 有効化はデスクトップアプリの設定から「コンピュータ操作」をオンにするか、Claude Codeで /mcp から computer-use を有効にし、macOSのアクセシビリティと画面収録の権限を与えるだけです。
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このニュースとつながる話
OpenAIが8月に先行
OpenAIはMacでの裏側コンピュータ操作を8月に先に出していると9to5Macは伝えています。今回のAnthropicはそれへの追随で、両社のエージェントが同じ土俵に並びました。
Cowork内蔵ブラウザからの続き
8/28号でお伝えしたCoworkの内蔵ブラウザは、サイト操作をClaudeが代行する機能でした。今回はその範囲がブラウザの外、デスクトップのアプリ全般に広がった形です。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
画面を明け渡さなくてよくなった。
ぼくはこの一点が、PC操作エージェントを「デモ」から「道具」に変える境目だと見ています。
これまでのコンピュータ操作は、Claudeが動く間は自分の手を止めるしかなく、結局は自分でやったほうが早い場面が多かった。
裏で動くなら、待ち時間がそのまま自分の作業時間になります。
使いどころは「APIもCLIもない仕事」です。
Anthropic自身が、まずMCP、次にコマンド、次にブラウザ、それでも届かない相手だけ画面操作と順序を決めています。
会計ソフトの入力、古い業務アプリの操作、iOSシミュレータでの動作確認。
こうした「人が手でやるしかなかった」作業を、裏で回しておく。
9/1号でお伝えしたMac miniの大量調達は、この機能を鍛える訓練のためでした。
答え合わせが早かった。
注意も一つ。
裏で動くからこそ、何を触らせるかの線引きは自分で引く必要があります。
許可はアプリ単位、投資系は既定で遮断、Escで即停止。
この3つを最初に確かめてから任せてください。
「安全弁は用意した、ただし絶対ではない」とAnthropicは明記しています。