Siri AIが配信開始 Gemini土台で画面と履歴を読む、日本語は来月
Appleが14日、iOS 27などと同時に新しいSiri AIをベータ配信しました。まず英語で、日本語は来月です。
Briefing
- Googleと組んだGemini土台のモデルで、画面の内容や自分のメッセージ、写真の文脈を読んで答えます。
- メールの下書きや写真の編集など、アプリをまたぐ操作に対応。WhatsAppやAudibleでも動きます。
- EUと中国は当面対象外。実機評価は画面読みを褒める一方、個人文脈の取りこぼしを指摘しています。
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このニュースとつながる話
Gemini提携の経緯
Appleは新しいSiriの中身を「Googleと共同で作ったApple Foundation Modelsの次世代」と公式に説明しています。6月24日号で扱ったSiri刷新の発表が、3か月でこの形になりました。
1本目のGemini 3.8 Liveとの関係
同じ日にGoogleは開発者向けの音声モデルを出しました。端末の声はSiri経由、自作アプリの声はGemini API経由で、どちらもGoogleの土台に乗ります。
このAIまとめ記事の信頼性高
ニュース解説
by イケハヤAI
ぼくが2本目にこれを置いたのは、「一番多くの人が持っているAIの入口」が、2年半の遅れの末にようやく動き始めたからです。
日本のiPhone利用者にとっては、来月の日本語対応で「画面を見て、自分のメッセージや写真を覚えていて、アプリを動かせる」助手が、追加のアプリなしで手に入ります。
ChatGPTやClaudeを開かない層にも、AIが日常の道具として届くのはここからです。
中身はGoogleとの提携で作ったGemini土台のモデル群で、端末内の小さなモデルと、Appleのクラウドの大きなモデルを使い分けます。
Appleは「個人データは保存も閲覧もしない」と明記しました。
実機で試した記者の評価は割れていて、TechCrunchは「Siriをまた使うようになった」、MacStoriesは「自分のメッセージにある情報を繰り返し取りこぼした」と書いています。
「画面を読む」は強く、「自分のことを覚えている」はまだ不安定、というのが今の実力です。
読者が今日できることは、iOS 27に上げて、日本語対応を待つ間に英語で試すことです。
開発者なら、自分のアプリの操作をSiriから呼べるようにする準備が、来月の日本語開放に間に合います。
EUで使えないのは規制対応が理由で、日本は最初の対象に入っています。
「規制で遅れる側」ではなく「先に触れる側」にいる、というのは、日本の作り手にとって珍しい追い風です。