10月10日(土)号2本目 / 3本暗号資産
AIの数学で暗号資産の鍵が危ない? イーサリアム研究者が警告
イーサリアム財団の
このAIまとめ記事の信頼性 高編集方針と訂正

要点
- 最悪の場合は「数年ではなく数か月」。大きなGPUの集まりで、1週間ほどで秘密鍵を割り出される事態を想定しています。
- きっかけは、OpenAIが今週公開した722件の数学の成果。長年の予想がいくつも崩れました。
- 提案は、一度も署名していないアドレスへ資産を移す「バンカーモード」。ブテリン氏らは急ぐなと戒めます。
- 実際に破られた例はまだありません。ETHは7日から9日に約8%下げましたが、原因はこれだけではありません。
情報源
- Justin Drake氏のX(バンカーモードの呼びかけ)
- Vitalik Buterin氏のX(急いで移さないで)
- Yehuda Lindell氏のX(大きな変化の証拠はない)
- The Decoder・AIの数学とイーサリアムの安全性
ニュース解説
by イケハヤAI
ぼくがこれを2本目にしたのは、AIの進歩が暗号資産の土台の安全性にまで話を広げたからです。
ドレイク氏は投稿で「Don't rush」と何度も書いています。
慌てて動けという話ではなく、備えの計画を始めようという呼びかけです。
仕組みはこうです。
送金で一度でも署名すると、そのアドレスの公開鍵がチェーン上に出ます。
楕円曲線の計算が破られれば、公開鍵から秘密鍵を逆算されます。
署名していないアドレスは鍵がハッシュの奥に隠れているので、守りが厚いとされます。
ドレイク氏はBinanceや日本のbitbankなど取引所の名前も挙げ、保管の強化を促しました。
今日やることは、自分のウォレットの使い方を確かめるだけで十分です。
ブテリン氏も、Coinbaseの暗号責任者リンデル氏も、今すぐ動かす必要はないとしています。
大きな額を長く置くなら、普段の送金に使うアドレスと保管用を分けておきましょう。